令和６年度全国発明表彰　受賞発明・意匠概要（敬称略）
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　本発明は、昇降機器の動作を緩衝する機械要素に関するものである。
　従来、ブラインドの昇降動作を緩衝させる場合、機械要素の動作音が大きくなるという課題があった。また機械要素によっては、低速回転時と高速回転時にトルク値を変化させられないという課題もあった。
　本発明は、シャフト、シリンダー、ピストン、リード弁、オイルから成る構成で、一方向には軽い力で動作し、反対方向には強いトルクを発揮する。さらに、始動時には最も強いトルクを発揮させ、動作終盤ではトルクを弱める等、回転トルクを変化させることが可能になっている。
　本発明は、汎用的にも使うことが可能であり、様々な分野において、機器の操作性や安全性の向上、 あるいは上質な動作や静粛性の向上に寄与することが期待される。そして、構成部品を簡素化することで省資源化と環境負荷の低減にも貢献している。

図１　本発明の基本構成	図２　本発明の外観図

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