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第73回全日本学生児童発明くふう展 恩賜記念賞・特別賞 紹介動画はこちら
垂直回転軸平行車輪による全方向走行システム
伊達市立伊達中学校(北海道)
2年 黒澤 龍之介
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この作品を作る時、オムニホイールやメカナムホイールなどの特殊で高価な車輪を使わないで普通の車で全方位走行ができるシステムを工夫して、車イスやロボコンに応用したいと考えました。車輪上からステアリング軸をずらすことで、左右の車輪の速度差がステアリング回転力になります。四輪をラダーチェーンで拘束することで四輪は同相でステアリングを切れるようになります。このシステムを車イスに応用すれば、簡単な左右の車輪のON・OFF制御だけで狭い場所での幅寄せなどが簡単にできるようになります。 |
荷物らくらくん
下関市立桜山小学校(山口県)
5年 水口 翔太朗
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ぼくのおばあちゃんは、重い荷物や灯油缶を運ぶ時、腰が痛いとよく言います。そこで、楽に荷物を持ち上げ運べる台車を考えました。本体は木材、荷物を持ち上げる部分はイレクターを使いました。台車の底につけた金具を荷物の下に差しこみ、ペダルを足で踏むと荷物が少し持ち上がります。ダンボールのような四角形の箱だけでなく筒型の荷物も運ぶことができます。 |
ハイブリッドこくばん消しクリーナー
奥州市立姉体小学校(岩手県)
5年 渡邉 彩
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この作品は、そうさ音が小さく、チョークの粉の飛びちりや、こくばん消しの面のいたみが少なくなるようなこくばん消しクリーナーがあればいいと思い作りました。上フタをあけて、こくばん消しを入れ、太陽光充電池、乾電池、手回し発電機の3つから選んで動かします。左右の回転ドラムの針が並べた芯金をはじきながら動き、こくばん消しの面は粉がたたかれて落ち、きれいになります。どのそうさでも、落ちた粉はモーターが吸いこみ、ティッシュペーパーに集めるので、ペーパーごと包んですてられます。誰でも楽しく、かんたんで安全にそうさできます。 |
桜島の降灰量測定器「降灰君」
鹿児島県立錦江湾高等学校
2年 荒川 和樹
2年 中村 美希
2年 迫田 ひまわり
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2010年、アイスランド共和国の活火山が大噴火を起こし30カ国の航空便に影響が出ました。また、桜島は100年前に起こった大正大噴火では甚大な被害がありました。現在、鹿児島気象台の火山灰測定方法は降灰皿に降り積もった灰の質量を降灰量として測っています。そこで、降灰量を簡便に測る装置を製作しました。吸引装置を用いてフィルターに火山灰を吸引し、白色LEDの光をあてたフィルターからの反射光の光の強さを測定することで、降灰量及び人が吸う火山灰量を正確に測定することができました。 |
仮止めテープカッター
知立市立猿渡小学校(愛知県)
6年 神谷 昇
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この作品は、セロテープを簡単にはがせる仮止めと普通の使い方の2種類の使い方ができるテープカッターです。工作などでセロテープを使って部品を仮止めした時、あとでテープをはがすのがたいへんなことから考えました。使用方法は、テープの端に小さな紙片を付ける装置を付け、レバーを押すと紙片が持ち上がりテープの裏に付きます。装置はスライドでき、紙片を付けたあとはもどしてテープを切りやすくしました。 |
ベイエアー
市川市立塩焼小学校(千葉県)
5年 八子 遥輝
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この作品をつくる時、幼稚園のころに体験したコマ回しや、低学年のころに流行したベーゴマおもちゃをヒントに、小さな子どもでもかんたんで安全なおもちゃを考えました。ファンを回すと箱の中に空気が入り込み、それが上に向かってにげ出す力によりコマが浮き、そのコマに羽をつけたことで回転します。また、スポイトを利用して対戦ができます。特にくふうした点は、上部からほどよい空気が出るように紙皿に穴をあけ、穴の大きさを調節したところと、コマの厚さを研究し、いくつも作ってよく回転するようにしたところです。 |
立つほうき
須賀川市立仁井田中学校(福島県)
2年 先﨑 悠平
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ぼくがこの作品を作ろうとした理由は、外の掃除をしている時、地面にほうきをおいて汚れてしまったからです。この作品の特徴は、スタンドを折りたたみ式にしたことで、ワンタッチで、すぐほうきとして使えることです。また、スライド部分の中にゴムひもをまいて、ある程度、抵抗を加えることで、スムーズにスライドを動かすことができ、上に上げたスライドも下がることはありません。ペットボトルのキャップや、針金ハンガー、ストローなど身近にあるものを活用しました。 |
光るタスキ
木更津市立木更津第一中学校(千葉県)
3年 小倉 広夢
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夜、ぼくがジョギングしている時、手首に反射材を付けていても車に気付いてもらえず、ぶつかりそうになったことがあります。そこで、夜でも自分の存在に気付いてもらえるように目立つ光るタスキを作ろうと思いました。発光部のタスキは照明用の光ファイバーを使用して、両端からLEDの光を照射することでタスキ部全体が発光するようにしています。電力は走る時の腕の振りを利用できるようにコイルと永久磁石を使った懐中電灯を使用しました。懐中電灯と光るタスキで夜も安全に走ることが出来ます。 |
一人ではかれる身長計
四街道市立吉岡小学校(千葉県)
3年 安藤 彩乃
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わたしは家で身長をはかる時、かべを使ってお母さんにはかってもらいます。でも、お姉ちゃんはお母さんより身長が高いのでお父さんがいないとはかることができません。そこで、自分ではかれる身長計を作ろうと思いました。お父さんと相談して身長計の目もりを前にして自分ではかりながら見られるような形をかんがえました。メジャーの目もりだけでは正しくはかれているのかチェックができないため、きかいが水平になっているかわかる目もりと、頭をきかいにちゃんとつけているかわかるランプをつけました。
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計算歯車
長岡京市立長岡第七小学校(京都府)
6年 中村 航太郎
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この作品は、歯車のしくみを使って計算の出来る装置です。左右のハンドルを回して計算したい数字に目盛りを合わせると、上の目盛りが答えを教えてくれます。去年は動滑車のしくみを使って計算のできるケーブルカーを作りましたが、他のしくみでも計算ができないかと考え、内接式遊星歯車と差動歯車機構とゼネバストップの3種類の機構を組み合わせました。歯数の間違いで歯車を作り直したり、歯車の歯先を何度も削り直したりしている時はとてもつらかったけど、できた時はとてもうれしかったです。 |
くつまわ~る
安城市立丈山小学校(愛知県)
6年 佐藤 翔
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この作品は、左半身に少し麻痺のあるぼくの祖母が玄関でくつをぬいだ後、くつの向きを変えるのに苦労していたのを見て、くつを脱ぐと自動的に向きが変わったら便利だと思って考えました。回転板に乗ると体重がかかって、中の歯車が空回りします。くつをぬいで回転板から離れると歯車が180度回転してくつの向きが変わります。苦労したところは、歯車などの部品を作るところと、180度でぴったりと止まるようにしたところです。 |
どっこいす
都城市立大王小学校(宮崎県)
4年 海藏 璃空
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ひざの痛いひいおばあちゃんにとって、イスから立つのも「どっこいしょ」と言って大変です。そこで考えたのが、この「てこの原理」を使った作品です。自分の軽い力で座面を上げて、腰の持ち上げを補助するイスです。立ち上がる時、両サイドのレバーを前に倒します。すると「ふわっ」とした感覚で腰が持ち上げられ、ひざの負担を少しでも減らすことができます。難しい操作は必要ないので、ひいおばあちゃんでも簡単に使用できます。 |
焦点可変水レンズ天体望遠鏡
松戸市立松飛台第二小学校(千葉県)
6年 佐々木 蓮
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この作品は、ガリレオやケプラーの話を聞いて、自作のレンズで作った天体望遠鏡で星空を見たくて作りました。この焦点可変水レンズは、眼の水晶体のように見たい距離に応じて厚みと屈折力を変え焦点を合わすという原理と同じく、水量の調節によってレンズの厚みを変え焦点を合わせます。この水レンズを使用すれば、通常の望遠鏡のように筒をスライドしなくても焦点距離を合わせられます。また、凹・凸レンズどちらにも変えることが出来るので、ガリレオ式・ケプラー式どちらも作ることが出来ます。 |
自転車スピード注意くん
町田市立鶴川第二小学校(東京都)
1年 工藤 貴博
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わたしは、じてんしゃにのるのが大すきですが、おかあさんによくスピードのだしすぎだとちゅういされます。しかし、わたしは、はしることにむちゅうになってしまい、スピードがでていることに気づかないことが多いので、じぶんでスピードの出しすぎに気づくことができるようなものを作りたいとおもいました。タイヤがはやくかいてんすると、スポークにつけたおもりがそとがわへいどうし、フレームにつけたすずにあたっておとがして、スピードの出しすぎに気づきます。
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本事業に関するお問合せ先
公益社団法人発明協会 青少年創造性グループ
TEL 03-3502-5434/E-mail