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発明協会の表彰事業

平成28年度全国発明表彰 選考経過報告

 平成28年度全国発明表彰の選考経過につきまして、ご報告申し上げます。
 本表彰候補につきまして、昨年7月に、朝日新聞紙上等を通じて公募するとともに、全国各地域の発明協会をはじめ関係諸団体に候補の推薦を依頼いたしました。
 その結果、学界・産業界等 各界より、多くの優れた発明及び意匠が寄せられ、功労者関係につきましても、全国より多数の推薦がございました。
 審査に当たりましては、選考委員会において慎重な審議を行い、恩賜発明賞及び21世紀発明賞以下、各賞を選考いたしました。

 恩賜発明賞に選考されたのは、マツダ株式会社の志茂大輔氏をはじめ3名の研究者による、『低圧縮比クリーンディーゼルエンジンの発明』でございます。
 本発明は、燃料と空気の混合ムラを低減する燃焼室の構造と低圧縮比燃焼技術により、排気の大幅なクリーン化と同クラスのガソリンハイブリッド車に匹敵する実用燃費を実現したもので、国内のディーゼル乗用車の市場創出に大きく貢献いたしました。

 また、21世紀発明賞には、三浦正志氏をはじめ5名の研究者による、『ナノ粒子導入高磁場特性超電導線材の製造技術の発明』を選考いたしました。
 本発明は、液体へリウムより安価な液体窒素下においても、高磁場まで極めて高い電流特性を有する次世代超電導線材の製造に関するもので、これにより世界初のRE系超電導電流リード線の商品化を実現したもので、今後、医療や輸送等の分野における展開も大いに期待されております。

 他の受賞発明及び意匠につきましても優れたものばかりであり、各々に関しご紹介すべきと存じますが、詳細はお手元の『功績概要』をご覧ください。
 本日、受賞された皆様には、これを機に、より一層研究開発に邁進されますことをご期待申し上げます。

 以上をもちまして、簡単ではございますが選考経過の報告とさせていただきます。

平成28年6月15日

公益社団法人 発明協会

全国発明表彰 選考委員会
委員長  末 松 安 晴