第七十七回全日本学生児童発明くふう展が、三月二十七日（水）から三十一日（日）までの五日間、北の丸公園「科学技術館」（東京都千代田区）で開催されました。
　初日の二十七日（水）には、発明協会総裁常陸宮殿下の御臨場を賜り、作品御観覧の後、表彰式が行われました。
　常陸宮殿下は、まず展覧会場において恩賜記念賞及び特別賞受賞四作品について受賞者から実演を交えた説明をお受けになった後、その他の受賞者から挨拶を受けられました。
　続く表彰式では、野間口有会長による式辞、古屋一仁審査委員長による審査経過報告に続いて、恩賜記念賞、特別賞受賞者及び豊田佐吉賞受賞校に対し表彰が行われました。
　その後、来賓を代表して永岡桂子文部科学副大臣、関芳弘経済産業副大臣より祝辞を頂戴しました。
　最後に受賞者を代表し、恩賜記念賞を受賞した道脇(みちわき)愛羽(えこ)さんが答辞を述べ、表彰式を終了しました。

恩賜記念賞受賞作品を御覧になる常陸宮殿下

表彰式のようす

　展覧会場では、受賞作品一五五点を展示したほか、協賛企業等による発明教室や特別展示を同時開催し、多くの子どもたちや家族連れで賑わいました。
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