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未来の科学の夢絵画展

第75回全日本学生児童発明くふう展 恩賜記念賞・特別賞 

恩賜記念賞
がんばれ日本
君津市立南子安小学校(千葉県)
 4年 小石川 洋介
リオ・オリンピックでは、特に体操の鉄棒と卓球に感動したので、工作で作ってみようと思いました。鉄棒は発電機で電気を作って回るようにしたので、速さや回る向きを自由に変えられます。また、よく見ると体操選手は肩や腰を動かして勢いをつけているので、人形をいろいろ試して本物のような動きができるように工夫しました。卓球は、クランクで玉を前後に動かして、てこの原理で速い玉の動きにしました。また、磁石スイッチで電圧を変えると、もっと速い打ち合いにできます。

内閣総理大臣賞
テープ革命
町田市立金井中学校(東京都)
 1年 大槻 紘生
テープを「きれいに貼りたい」「粘着力がもっとほしい」という思いを叶えたテープカッターです。特に工作での使用や事務作業での連続的な使用に適しており、テープの端を持ち引き出せることができるため、テープに指紋が付きにくく粘着力を低下させず、きれいに正確に貼ることができます。テープ刃とリールの間に板バネ(プラ板)を取り付けるだけで効果を発揮できます。板バネの位置と長さ、テープの接着面のバランスを決めるのに試行錯誤を繰り返し苦労しました。是非、試してみて下さい。

文部科学大臣賞
鍵閉め忘れ防止装置
町田市立鶴川第二中学校(東京都)
 3年 工藤 万幸
7才と9才の弟達が、帰宅時によく鍵を閉め忘れているので、閉め忘れに自分で気付くことのできる装置を作りたいと思いました。振り子の等時性と減衰振動を利用して、時間の経過とともに注意音から警告音へと、鳴り方が変化します。①鍵の開閉だけで装置が作動・停止する、②ドアの外側でも音が聞こえるので、外出時の鍵閉め忘れ防止にもなる、②新聞取りなどのちょっとした外出では、音が鳴りっぱなしにならない、といった特徴があります。

経済産業大臣賞
夏の大三角形を探せ!!~松戸プラネタリウム~
松戸市立第六中学校(千葉県)
 2年 小栁 和季
沖縄の阿嘉島で見た星座や大好きな夏の大三角形を松戸で再現したくて、イチゴジャムという小さなコンピューターのプログラムで、光ってしゃべって動く星座盤を作りました。4等星以上の星空をフルカラーLEDと4種の太さの光ファイバー400本で作り、①ステッピングモーターで希望の時間帯の星の動きを音楽とともに再現し、②だれでも夏の大三角形が探せるように音声に合わせて星座や星の色を変えながら説明し、③紫外線LEDを近づけると蛍光塗料で書いた天の川や星座の形が浮き出ます。

特許庁長官賞
パソコンキーボード併用 キー入力支援装置
福島県立郡山北工業高等学校(福島県)
 3年 七海 友哉
 2年 大平 隆史
養護施設への支援事業の中で事故や病気で片手しか使えない人でも、パソコンを使用して社会参加できるように訓練していることを知りました。しかし、肢体不自由者の中には体全体の動きで手を動かさざるをえず、指1本での入力しか出来ない人もいました。入力の際に併用して使用するShiftやCtrl、Alt、Windowsなどが同時に押せないので、単独での作業が出来なかったり、非常に時間が掛かることを知り、その解決策として製作しました。

WIPO賞
レバー式車イス
岐阜市立常磐小学校(岐阜県)
 6年 尾野 宏多
おばあちゃんが足が悪くなったので、車イスを作ってみたいと考えました。おばあちゃんはリウマチで手の握力もあまり使えないので、弱い力でも動かせるように工夫して、ペダル式スクーターを利用することを考えつきました。左右のタイヤをペダルの代わりに、てこの原理でレバーを引いて軽く動かせるようにしました。レバーにブレーキも付けたので、片手で左右それぞれのタイヤを進めたり、止めたりすることができるようになり、軽い力で自由に移動することができる車イスができました。

発明協会会長賞
カーテン開ける君
町田市立鶴川第二小学校(東京都)
 3年 工藤 貴博
朝、起きるのが苦手な家族のために、設定した時刻になるとカーテンを開けて、開ききると自動的に止まることのできる作品を作りました。カーテンの端の床上におき、カーテンの隅をはさんで時計のタイマーをセットするだけなので、子どもでもかんたんに使うことができます。カーテンを開けるには強い力が必要です。そのため、タイヤは缶1本のみにして、缶の側面全体で重さを受けるようにしたことで、カーテンを引っぱりながらすすめるようにしました。

発明協会会長賞
直径可変輪走行システム
伊達市立伊達小学校(北海道)
 5年 松岡 陽
車の進行方向を変える新たな方法を工夫しました。車輪の直径を変化させるという方法です。車の直径を変化させる機構には傘の開閉機構を応用しました。傘の骨には丈夫なビーチパラソルの鋼鉄骨を使ったので穴あけが大変でした。また、傘骨を束ねるハブの強度不足で三度の設計変更が必要でした。直径可変輪走行システムは一般の自動車にある差動歯車が不要となります。また、車体が傾くのでカーブ走行時の遠心力の影響が軽減されます。今後も新しい走行システムを研究していきたいと思います。

発明協会会長賞
イライラストップ!ペーパーホルダー
知立市立知立西小学校(愛知県)
 6年 川野 真菜
トイレットペーパーを使った後、紙が1㎝ほどカバーから飛び出して、次に使いやすくなるペーパーホルダーです。紙がはりついていて、なかなかとれない時があったので思いつきました。刃のついたカバーを1㎝ほど前に出して切り、その後、カバーだけが戻り、紙が前に残ります。カバーと紙が一緒に戻らないように、紙に通す芯の形を工夫し、芯にも刃を付けました。刃は、ラップの刃を使いました。

日本弁理士会会長賞
安心アクセル
旭市立中央小学校(千葉県)
 6年 小澤 健翔
製作の動機は、アクセルとブレーキの踏み間違えが原因の事故のニュースをみて、なぜ事故が起こるのか? どうしたら防げるのか? と考えたことです。踏み間違えの原因を調べると、何かをきっかけに慌てて操作を間違えてしまうことが多いので、アクセルを急激に踏んだ時にアクセルの働きがなくなる仕組みを考えました。①アクセルとエンジン等に伝わる部分を磁石で付けておき②急激にアクセルを踏んだ時には、①で付けている磁石が外れて、安心アクセルが機能し、アクセルを踏んでいない時と同じ状態になります。

NHK会長賞
これで安心、線路の溝に落ちない車椅子
刈谷市立朝日中学校(愛知県)
 3年 太田 匠郎
「車椅子の前輪が溝に落ちて動けなくなった。」という話を聞いたことがありました。特に電車の線路の溝は大きくて落ちやすく、とても危険です。そこで溝に落ちない車椅子を作りました。溝に落ちる時は前輪が横を向いて落ちるため、向きが自由に変わらないようにロックする機構を付け、前輪が前を向いたままの状態で溝を通過できるようにしました。簡単に操作できるよう電動式にし、スイッチを使用者用、介助者用と二つ付けました。これで前輪が溝に落ちることなく安心してお出かけできます。

毎日新聞社賞
水を無駄にしない洗面台
魚沼市立湯之谷中学校(新潟県)
 3年 須佐 宗明
洗面台でお湯を使う時、お湯になるまで水を流し続けている人が多く水が無駄になります。そこでお湯になるまでの水を自動的に溜めておき、洗面台の洗浄時にその水を有効利用できる洗面台を考えました。サーモ付混合水栓の構造を学習し実験する中で、湯水の入口と出口を逆に使うことで水とお湯を分けることが出来ました。これを使ってお湯になるまでの水を自動的にタンクに溜めておき、洗面台を使い終わったら洗浄できる装置をつけました(お湯になれば蛇口から出てきます)。これはシャワーや流し台にも応用できます。

毎日小学生新聞賞
かさほせルンくん
町田市立鶴川第二小学校(東京都)
 1年 工藤 大知
ぼくのいえでは、かさをつかった日は、いえにかえったらすぐにかさをひらいて、かわかすようにしています。ただ、5人かぞくなので、おおいときは5本ほすことがあり、ひろいばしょがひつようでした。そこで、かさをとじたまま、かさのぬのをのばして「ほす」と「しまう」がどうじにできるさくひんをつくりました。これをつかえば、ひらくときの4ぶんの1のひろさで、かさをほすことができます。

科学技術館賞
三角形しゅんかん角度計
土岐市立妻木小学校(岐阜県)
 3年 柳生 泰杜
三角形の角度をすべてたすと180°になることをお父さんに教えてもらったことから、三角形の二つの角度がわかれば、それを180°から引くことで、すべての角度がわかる機械を作ることができると思いました。三角形の三つの角度を同時に一カ所に表示する仕組みを工夫しました。ノブをもって好きな三角形を作ります。それぞれの角の角度がおうぎ形で表示されます。この機械を使えば、三角形はどんな形でも、三つの角度をたすと180°になることがひと目でわかります。


本事業に関するお問合せ先

公益社団法人発明協会 青少年創造性グループ
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