公益社団法人発明協会主催による第７２回全日本学生児童発明くふう展が、３月２６日（水）から３月３０日（日）までの５日間、東京北の丸公園の科学技術館で開催され、２日目の２７日（木）には、総裁常陸宮殿下、同妃殿下の御臨席を仰ぎ表彰式が挙行されました。
　両殿下は、まず展覧会場において恩賜記念賞と特別賞受賞作品のうち四作品について受賞者から、実演を交えて説明をお受けになりました。

受賞作品を御覧になる常陸宮同妃両殿下

　作品を御覧後、同館サイエンスホールにおいて表彰式が挙行されました。
　表彰式では、庄山悦彦会長による式辞、清水康敬審査委員長による審査経過報告に続いて、各賞の表彰が行われ、恩賜記念賞、特別賞受賞者及び豊田佐吉賞受賞校校長など１７名に対し賞状･賞品が贈呈されました。
　その後、来賓を代表して冨岡勉文部科学大臣政務官並びに田中良生経済産業大臣政務官より祝辞を頂戴し、最後に受賞者を代表し、恩賜記念賞を受賞の前田朝陽さんが答辞を述べ表彰式を終了しました。

恩賜記念賞を授与される総裁常陸宮殿下

おことばを述べられる総裁常陸宮殿下

　

　展覧会場では、受賞作品１５５点を一堂に展示した他、協賛企業等による発明教室や特別展示も連日行われ期間中、多くの子どもたちや家族連れで賑わいました。