東北地方発明表彰式

　青森県発明協会が運営を担当した東北地方発明表彰式は、十一月十四日(水)に青森県青森市のアラスカ会館で行われた。
　開式にあたり、相川祐太青森県発明協会常務理事が開式の辞を、佐々木忠一青森県発明協会会長が式辞を、及川耕造発明協会副会長が挨拶を述べ、続く賞の贈呈では、文部科学大臣発明奨励賞が「マルテンサイト鋳造材・鋳造品の製造方法」により有限会社渡辺鋳造所の渡辺利隆氏ら八名に授与され、特許庁長官奨励賞が「盛り上げタップ及びねじ加工方法」により株式会社田野井製作所の沢辺輝雄氏ら三名に授与されるなど、各賞が贈られた。
　その後、来賓代表として、棒田明文部科学省研究振興局振興企画課奨励室長、関和郎特許庁特許審査第四部長、増田仁中小企業庁経営支援部創業・技術課長、三村申吾青森県知事（代読：馬場良夫青森県商工労働部長）より祝辞を頂いた。
　最後に、受賞者を代表して、渡辺利隆氏による謝辞が述べられ、相川祐太青森県発明協会常務理事による閉式の辞をもって盛会のうちに終了した。