公益社団法人発明協会

現代まで

高効率石炭火力発電

参考文献等

  1. 石炭を燃焼し、この熱を高圧の水に伝えて蒸気とし、その膨張力と噴射力により蒸気タービンを回す方式
  2. 島倉克人尚「石炭政策を巡る最近の動向」『平成25年度事業報告会資料』(石炭エネルギーセンター、2014年) 17頁
  3. この中には、三菱重工業とコンパッション・エンジニアリング(米)、日立製作所とバブコック&ウイルックス(米・英)、石川島重工業とフォスター・ホイラー(米)、タクマとクレイトン(米)、スルザーブラザーズ(スイス)と三菱重工業・石川島重工業・タクマの例がある。(寺本憲宗「ボイラー技術の系統化調査」『技術の系統化調査報告 第7集』(2007年、国立科学博物館)11頁
  4. 田里誠「電力用タービン発電機技術発展の系統化調査」『技術の系統化調査報告 第5集』(2005年、国立科学博物館)79-80頁
  5. 木村肇、佐藤恭、Cristian Bergins、今野晋也、齊藤英治「大容量石炭焚き火力発電設備の高効率化に向けた技術開発」日立評論 93巻8月号(2011年)18頁
  6. 「臨界圧力以下の圧力(亜臨界圧)で、液体の水を温めてゆくと、一部が蒸気(気体)になって、気泡となり、液体と気体が共存する状態が見える。一方、臨界圧力以上の圧力(超臨界圧)では、この『液体と気体が共存する状態』が見られず、水(液体)に熱を加えてゆくと、臨界温度374.2℃付近で、一瞬にして全体が蒸気(気体)になる。すなわち、『水の中に気泡の状態:共存領域』が存在しない」(出典:用語説明『超臨界圧ボイラー』(日本機械学会、2010年)<http://www.jsme.or.jp/interview/jsme04/yougo.html>
  7. 佐藤幹夫、岩崎哲也、新田明人「微粉炭火力の高効率化」電中研レビュー46号(2002年)47頁
  8. 当初は、二段(もう一度)再熱を行い、蒸気タービンへの供給温度(エネルギー)を上げることを想定して研究していたが、二段再熱に伴うボイラー内チューブは費用対効果がないと判断され、石炭火力実機には採用されなかった。
  9. 鴻上享一、伊坂弘「超高温高圧火力発電プラント(USC)の開発」鉄と鋼 76巻7号(1990年)3-12頁
  10. 実ボイラーに高温材料で製作されたボイラーチューブや弁等を組み込み、所定温度の蒸気を発生させ検証する試験
  11. 従来の12Crロータでは高温強度が不足していたので、合金の組成を変更した。(593℃、10万時間でクリープ強度98M㎩達成のため、クロムとニオブの低減、モリブデンの増加、タングステンの添加を行った)
  12. 松隈雅治、馬越龍太郎、中野隆、田代光、田中良典、小川孝之「電源開発(株)松浦2号機1000MW超高温タービンの設計と運転実績」三菱重工技報 35巻1号(1998年)10-13頁
  13. 酒井和人、田辺武敏、古河淳、深山幸穂「最新式大容量石炭焚ボイラーの完成-電源開発株式会社松浦火力発電所2号ボイラーの設計と試運転実績-」日立評論 80巻2号(1998年)61-66頁
  14. 石炭エネルギーセンター「日本の高効率火力発電の現状」(2013年)<http://www.jcoal.or.jp/coaldb/tech/cct/usc/post_3.html>(2015年5月5日アクセス)
  15. 資源エネルギー庁「火力発電における論点 総合資源エネルギー調査会 長期エネルギー需給見通し小委員会(第5回会合)資料3」(2015年)2頁
  16. 日本学術振興会「蒸気温度593℃1000MWタービンの開発・完成」卓越研究データベース(日本) 発見と発明のデジタル博物館<http://dbnst.nii.ac.jp/pro/detail/1952>(2015年5月5日アクセス)
  17. 松隈 外・前掲注(12)
  18. 酒井 外・前掲注(13)
その他、参考文献
  • 荒木成光、花井義春「200t/日 石炭ガス化発電パイロットプラントでの研究成果」日本エネルギー学会誌75巻9号(1996年)
  • 古谷春日、肥爪彰夫、藤川卓爾、横田 宏、国分孝友、竹田頼正「若松超高温タービン実証試験プロジェクト(大容量石炭焚超々臨界圧プラントの実現を目指して)」日本機械学会論文集(B編) 56巻532号(1990年)3889-3896頁
  • 犬丸淳、原三郎、石橋喜孝、寺田斉、本藤祐樹「石炭ガス化複合発電技術開発の経緯と現状」電中研レビュー44号(2001年)
  • 経済産業省「第1特集、日本から発信を!未来の石炭火力発電-進化する高効率技術と環境性能」経済産業ジャーナル2013年10~11月号(2013年)4-13頁
  • 金子祥三、古屋孝明、内田聡、橋本彰、徳田君代「空気吹き二段噴流床石炭ガス化炉の開発」三菱重工技報33巻1号(1996年)10-13頁
  • 丸田得志、山本健次郎、菅沼博、坂本康一、金巻裕一「垂直管形超臨界圧変圧運転ボイラー-単純構造・高信頼性-」三菱重工技報40巻4号(2003年)216-221頁 
  • 村上透「高効率火力発電を支える最新技術」東芝レビュー65巻8号(2010年)2-6頁
  • 佐藤幹夫、岩崎哲也、新田明人「微粉炭火力の高効率化」電中研レビュー46号(2002年)46-56頁
  • 資源エネルギー庁「高効率火力発電の導入推進について」(総合資源エネルギー調査会総合部会第2回会合資料3)(2013年)
 

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