北海道経済産業局長賞
大型Mg射出成形機のシリンダ支持機構(特許第6636119号)
柳屋 岳彦 | 株式会社日本製鋼所 イノベーションマネジメント本部 マテリアル技術研究所 |
豊島 敏雄 | エムジープレシジョン株式会社 取締役 |
中川 裕 | 株式会社日本製鋼所 DM技術部 設計グループマネージャー |
実 施 功 績 賞
松尾 敏夫 | 株式会社日本製鋼所 代表取締役社長 |
本発明は、マグネシウム射出成形機において、大型成形品の製造にともない長尺化したシリンダの座屈を防止し、実用性を向上させるシリンダ構造に関するものである。
マグネシウム射出成形機では、シリンダ内でマグネシウム合金を溶融しながら射出成形を行うため、大型成形品を製造する場合にはシリンダを長尺化する必要がある。しかし、長尺なシリンダは座屈が生じやすいという課題があるほか、シリンダ交換時のコストや作業負荷も大きいという問題があった。そこで本発明では、支持フレームを介してシリンダと射出ユニットを接続する構造を採用することで、長尺シリンダの座屈を防止した。さらに、シリンダを分割構造とするとともに、支持フレームとシリンダを中間プレートを介してボルト締結する構造とすることで、部品交換時の維持管理コストの低減及び作業性の向上による設備停止時間の短縮を図った。
本発明により、大型成形品の製造が可能な実用性に優れたマグネシウム射出成形機を実現した。また、大型マグネシウム成形品の量産を可能とし、自動車の軽量化を通じた環境負荷の低減に貢献している。
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