中小企業庁長官賞
地中熱ドラフト機構融雪システム(特許第7698357号)
阿部 壮一 | 株式会社ストレージ 代表取締役 |
本発明は、寒冷地域において地中熱をドラフト効果により上昇させ、暖気を利用することで融雪用ヒーター電力を削減し、建築構造の選択による建築コストを削減することのできるシステム機構に関するものである。
地中熱を吸収した埋設管内の熱エネルギーをヒーターで加温し、竪樋内に暖気によるドラフト(上昇気流)を発生させることで、竪樋・軒樋を空調吹出し装置として利用し、地中熱を軒先へ効率的に搬送する点が特長である。これにより軒先の雪氷や氷柱を融解し、スガ漏れを防止する。気温上昇時には地中熱のみで融雪することで、従来方式に比べ省エネルギー化を実現した。
本発明の実施効果として、寒冷地区におけるリテールチェーン約10店舗に実装済みであり、導入により5,000m2あたり1億2千万円の建築コストダウンとなった。また、ランニング費用についても、地中熱を利用することで年間350万円(電力単価1kwあたり35円)の削減が可能となった。
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