令和8年度全国発明表彰 受賞発明・意匠概要(敬称略)
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WIPO賞
小型で低コストな圧電方式インクジェットプリントヘッド構造の発明(特許第5958568号)
| 平井 栄樹 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS開発設計部 部長 | |
| 矢崎 士郎 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS品質保証部 | |
| 髙部 本規 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS開発設計部 | |
| 加藤 治郎 | セイコーエプソン株式会社 AI開発・分析技術センター 部長 | |
| 清水 稔弘 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS開発設計部 | |
| 上條 隆弘 | セイコーエプソン株式会社 執行役員 IJS事業部 副事業部長 | |
| 鳥本 達朗 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS開発設計部 | |
| 小島 力 | セイコーエプソン株式会社 IJS事業部 IJS開発設計部 | |
| 角 浩二 | 元 セイコーエプソン株式会社 | |
| 伊藤 浩 | 元 セイコーエプソン株式会社 |
発明実施功績賞
| 𠮷田 潤吉 | セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、インクジェットプリントヘッドにおいて、圧電素子の変位によりインクを吐出するアクチュエーターを必要最小限の膜数で構成し、小型・低コスト化を実現したものである。
従来は、アクチュエーターの層間絶縁膜や保護膜が圧電素子の変位を抑制してしまい、十分な吐出量を得るために大型化や高コストが課題となっていた。
そこで本発明では、インクが充填される圧力発生室上に振動板を介して下電極、薄膜ピエゾからなる圧電体層、上電極を順次積層して圧電素子を構成し、圧電体層に層間絶縁機能を、上電極に圧電体層の保護機能を兼用させて構成膜を削減し、これにより変位量を増大させ、小型・低コスト化を実現した。さらに、変位量増大による応力集中には、電極配置の工夫や電極配線の積層により剛性を高めてクラック発生を抑制した。
本発明によるインクジェットプリントヘッドは、用途を問わず幅広く用いられ、オフィスから商業・産業用途、新たな応用分野に至るまで、多様な印刷の実現に貢献している。
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図1
本発明のインクジェットプリントヘッドの
アクチュエーター構造 |
図2
本発明のインクジェットプリントヘッドの
多様な印刷用途への使用拡大 |



















