発明協会会長賞
漏れ水を確実に吐水口へ導く耐圧二重構造の水栓バルブ(特許第7423098号)
【福岡県発明協会】
小林 聡 | 株式会社タカギ 製造グループ 開発部 水栓商品開発二課 主事 |
羽多 正吾 | 株式会社タカギ 製造グループ 開発部 散水商品開発課 担当係長 |
実 施 功 績 賞
村澤 圧司 | 株式会社タカギ 代表取締役社長 |
本発明は、シングルレバー混合栓のバルブ構造に関するものである。
従来より、経年劣化等でバルブからの水漏れを引き起こした場合、シンク下に浸水して家財に被害を与えるという課題があった。
本発明では、バルブに「上シール部材40、レバーシール部材48、吐水側シール部材64c」を設けた。上シール部材40とレバーシール部材48にて二重にシールすることにより、外部への水漏れを防止するとともに、吐水側シール部材64cの耐圧性能を、あえて上シール部材40及びレバーシール部材48よりも低くするという構造とした。具体的には、吐水側シール部材64cが装着される「下ケースに設けられたシール内側支持部」に内倒れ容易部(切り欠きE1)を設けた。
本発明の構造では、内部漏水が起きた場合、各シール部材によって密閉されたバルブ内部の空間の圧力が上昇する。その場合、湯水混合側は大気圧であるため、内倒れ容易部(切り欠きE1)により吐水側シール部材64cが内倒れすることにより、漏れた水が湯水混合側に流出して、吐水口から排出されるため、シンク下に浸水することがなくなった。
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