文部科学大臣賞
クラウドサーバ対応工作機械自動運転装置(特許第7154514号)
【富山県発明協会】
北村 彰浩 |
キタムラ機械株式会社 代表取締役 社長 |
棚田 敏久 |
キタムラ機械株式会社 技術部 部長代理 |
北村 一峰 |
キタムラ機械株式会社 技術部 主任 |
本発明は、5G通信装置を搭載した工作機械から3Dの設計データをアップロードすることで最適条件での工作機械操作プログラムがクラウド上で自動作成され、作業者が運転スタートボタンを押すだけで工作機械を効率よく、安全に稼働可能とするものである。
本発明は、工作機械に5G通信装置を搭載し、クラウド上に実装した自動運転システムの制御装置で3Dデータを工作機械操作プログラムに変換しダウンロードさせることで、工作機械の自動運転を可能にするものである。また、機密情報に相当する3D−CADデータや工作機械の操作プログラムをUSBなどの記録媒体で作業現場などへ持ち出す必要がなくなり、機密情報流出の防止対策として効果的である。
本発明では、熟練の作業者でなくてもAIにより自動で効率よく加工プログラムや加工工程の作成を行えるようになる。また、AIを通じてシステム内に熟練者のノウハウが残ることになり、製造現場での技能の伝承という課題に対して有効な解決手段となる。
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