日本弁理士会会長賞
超音波ガイド法の穿刺手技訓練用皮膚モデル(特許第7343109号)
[青森県発明協会]
荒田 悠太郎 |
東北大学病院 卒後研修センター 助手 |
葛西 裕 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター 本部事務局 企画経営室 研究管理員 |
佐藤 和善 |
株式会社アピール 常務取締役 |
吹田 博之 |
株式会社アピール 営業課長 |
実 施 功 績 賞
今井 隆太 |
株式会社アピール 代表取締役 |
冨永 悌二 |
国立大学法人東北大学 総長 |
坂田 裕治 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター 理事長 |
本発明は、超音波診断装置を用いてリアルタイムに針先のエコー画像を確認しながら穿刺を行う超音波ガイド法に関し、その穿刺手技訓練に使用する皮膚モデルに関するものである。
本発明では、ポリビニルアルコールの水溶液に対して、粉体または繊維を混合し、その混合液をゲル化することにより内部のムラがない均一な皮膚モデルを得ることができる。この皮膚モデルは、超音波診断装置を使用した際に穿刺した針先が鮮明に撮像されるため視認性が高く、かつ、適当な強度があり、質感や触感、穿刺や切開をした際の感覚が人体の皮膚に酷似する特徴を有する。
本発明により、超音波ガイド法の穿刺手技訓練を効果的に行うことができるため、医療従事者の技術向上を通じ、医療現場における合併症などの医療事故の減少に寄与することができる。
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