特許庁長官賞
AIを活用した画像診断支援システム(特許第6580446号)
【愛知県発明協会】
森 健策 |
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学・大学院 情報学研究科 教授 |
二村 幸孝 |
株式会社ローカスロジック 代表取締役 元 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 情報連携統括本部 研究員 |
工藤 進英 |
昭和大学横浜市北部病院 消化器センター 特任教授 |
森 悠一 |
オスロ大学医学部 Institute of Health and Society 教授 昭和大学横浜市北部病院 消化器センター 兼任講師 |
三澤 将史 |
昭和大学横浜市北部病院 消化器センター 講師 |
華原 革夫 |
サイバネットシステム株式会社 医療ビジュアリゼーション部 部長補佐 |
脇坂 隆史 |
元 サイバネットシステム株式会社 医療ビジュアリゼーション部 |
実 施 功 績 賞
松尾 清一 |
国立大学法人東海国立大学機構 機構長 |
安江 令子 |
サイバネットシステム株式会社 代表取締役 |
小口 勝司 |
学校法人昭和大学 理事長 |
本発明は、従来、高度に専門的な知識と経験を有する医師しかできなかった消化管等の病理診断に関するコンピュータ診断支援システムの提供を目的とするものである。
本発明では、病変表面が撮像されている撮像画像の全体の濃淡について2階テンソル以上の高階解析画像を作成し、作成した高階解析画像ごとにテクスチャ解析を行い複数のテクスチャ特徴量を算出している。撮像画像全体に対して求められるテクスチャ特徴量を複数組み合わせて診断予測をすることができるため、病理診断に対応した分類を高精度に行うことができる。本発明の画像解析技術により、画像診断が難しい消化管の病理診断にも適用可能なコンピュータ診断支援システムを実現した。
本発明を具現化したコンピュータ診断支援システムにより、病変の診断予測を客観的かつ迅速に行うことが可能となり、医師による、迅速、高精度な病変診断に寄与するとともに、患者負担の軽減と医療費増大の抑制に貢献することが期待される。
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