日本弁理士会会長賞

マルチ呼吸機能測定装置（特許第6604856号）

【宮城県発明協会】

丸田　勝弘	株式会社コスモスウェブ　メディカル開発部 企画グループ　顧問
宮澤　輝臣	宮澤内科・呼吸器クリニック　院長

実 施 功 績 賞

吉村　直幸

株式会社コスモスウェブ　代表取締役社長

　本発明は、２つの圧力センサに対応する気道の位置における抵抗を算出する気道情報表示装置、さらに酸素センサにより得られた酸素濃度信号に基づく酸素濃度と二酸化炭素センサにより得られた二酸化炭素濃度信号に基づく二酸化炭素濃度とを画像化して表示する気道情報表示装置である。
　本発明では、抵抗算出手段は圧力センサから気道の位置における抵抗を算出すること、及び、気道に対しステントを留置する前後の抵抗を測定し、比較可能に表示することを特徴とする。また、呼気と吸気との切り換え部分における酸素濃度変化の傾きと二酸化炭素濃度曲線の傾きとを算出する手段を備え、それらの気道情報を表示制御手段に表示することができる。
　本発明により、圧力センサにより得られた圧力信号と流量センサにより得られた流量信号に基づき、気道の位置における抵抗を算出することが可能となった。また、酸素センサにより得られた酸素濃度と、二酸化炭素センサにより得られた二酸化炭素濃度を画像化して表示することが可能な気道情報を表示して、臨床医を補助するものである。

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