文部科学大臣発明奨励賞
容器入り賽の目切豆腐の製造装置(特許第4512906号)
【徳島県発明協会】
鵜飼 昭仁 |
四国化工機株式会社 食品事業本部 事業経営企画室 生産企画管理G グループ長 |
馬詰 宏明 |
四国化工機株式会社 食品事業本部 食品事業部 阿南食品工場 工場長 |
西野 博道 |
四国化工機株式会社 食品事業本部 食品事業部 商品開発部 部長 |
植田 道雄 |
四国化工機株式会社 取締役名誉会長 |
実 施 功 績 賞
植田 滋 |
四国化工機株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、容器に入れられた賽の目切豆腐を自動的に大量に製造する装置であって、既に容器に入っている豆腐を正確に必要な大きさに切断し、その上、豆腐が崩れて壊れることがないようにするものである。
本発明に係る技術は、カッタを構成する切断刃のなす格子の目に当る位置に、豆腐押え部材を備えることにより、カッタが下降して豆腐を切断した際には、豆腐押え部材が、重錘と共にカッタヘッドから浮き上がり、豆腐押え部材の下面を豆腐の上面に当接させたままにするものである。切断後カッタが上昇する際には、賽の目状に小さく切断された豆腐が切断刃に付着して上昇しようとしても、これを豆腐押え部材が押えて、持ち上りを阻止する。
本発明には、切断刃の形状を自由に選択できるという発展的な実施効果があり、切断刃の形状を波形にし、調味料が絡みやすくなるように切断した場合、切断面の表面積が大きくなり、切断刃に付着してさらに持ち上り易くなる豆腐となるが、充分対応することができる。
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