中小企業庁長官奨励賞
車高を変更可能にしたクローラ型作業車(特許第3381149号)
【愛媛県発明協会】
永井 浩昭 |
株式会社アテックス 研究開発部 主査 |
坂本 直幸 |
株式会社アテックス 生産本部 係長 |
実 施 功 績 賞
村田 雅弘 |
株式会社アテックス 代表取締役社長 |
本発明は、畑の畝上で栽培する野菜や茶畑の茶の木を跨いで走行し、収穫や消毒等の農作業を行うクローラ型作業車に関するものである。
クローラベルト(9)の復帰側を上部車体(2)の荷台(19)に接近させて足長のクローラ走行装置(1)を構成するとともに、該左右のクローラ走行装置(1)の略横幅内のトラックフレームから上方外方へ向け斜設延出し、該走行装置(1)の外側位置から更に垂直に上方へ延設する複数の下部支脚(12)と、上部車体(2)から垂下される複数の上部支脚(17)との間を伸縮させることによって、上部車体(2)の高さを調節できるとともに、伸縮自在の支脚(3)を走行装置(1)の外方に位置させるものである。
これにより、左右の走行装置(1)と上部車体(2)との間に広い空間を形成し作物を傷つけることなく作業を行うことができ、又、走行装置(1)両外側への突出位置を高く構成でき、該下部支脚(12)と隣接の畝や作物との接当を防止できる。
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