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平成25年度近畿地方発明表彰

中小企業庁長官奨励賞

環境に優しい硫化物分散型鉛フリー銅合金(特許第3957308号)

【滋賀県発明協会】

松林 良蔵

 【受賞者の声】
滋賀バルブ協同組合 監事

小林 武

関西大学 名誉教授

丸山 徹

関西大学 准教授

西内 廣志

元 滋賀県東北部工業技術センター 所長

阿部 弘幸

滋賀県東北部工業技術センター 参事

実 施 功 績 賞

清水 克己

滋賀バルブ協同組合 理事長


あらゆる工業材料において、鉛フリー化は世界の潮流となっている。当組合では、産学官の連携により、硫化物を球状分散させた全く新しいタイプの鉛フリー銅合金「ビワライト」を開発して特許を取得し、平成21年10月にはJIS認証登録(CAC411)となった。
従来の汎用青銅(CAC406)は鉛を約5%含んでいるが、「ビワライト」は鉛の代わりに硫黄化合物を添加することにより、金属組織上に、球状の硫化物を分散させ、耐圧性・切削性・鋳造性を損なわないようにした鉛フリー銅合金である。引張強さや伸びはJIS規格を満足しており、溶出試験でも、鉛・カドミウム・六価クロムなどの有害金属は検出されない。また耐圧試験、疲労試験、塩水噴霧試験、屋外暴露試験、土中埋設試験などでも異常はない。
ビワライトには、【 環境に配慮した4つの特長 】がある。

  1. (1)鉛を含まない製品をユーザーに供給(地球環境保護と市民の健康対策)
  2. (2)鋳造・加工工場の無鉛化対策(従業員の健康対策と工場周辺の環境対策)
  3. (3)希少金属を使用しないため省資源(資源の枯渇防止)
  4. (4)リサイクルが可能な材料(リサイクルの促進と資源対策)
環境に優しい硫化物分散型鉛フリー銅合金

ビワライト製の水道用バルブ

環境に優しい硫化物分散型鉛フリー銅合金

ビワライトの現場鋳造実験

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