中小企業庁長官奨励賞
管路切換え用バルブ装置(特許第3829228号)
【徳島県発明協会】
藤本 明正 |
四国化工機株式会社 技術二部設計二課 統括課長 |
片山 裕司 |
四国化工機株式会社 技術二部設計二課 主任技師 |
植田 道雄 |
四国化工機株式会社 取締役名誉会長 |
実 施 功 績 賞
植田 滋 |
四国化工機株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、充填作業、洗浄作業などの作業内容によって液管路の切換えを必要とする包装機械のバルブの設置を工夫することにより、スペースおよび液の残留といった問題点をクリアするものである。
従来は、複数のバルブ間の配管が必要で、バルブ設置のために大きなスペースが必要であった。また、バルブを切換えたときに、バルブ間の配管内の大きなスペースに液が残留するという問題があった。本発明は、4つの弁が1つの弁箱を共用する形にして、バルブ間の配管を不要とすることによって、バルブ設置のためのスペースを小さくし、液の残留を少なくしている。
包装機械を複数台並べて配置し、同時に容器を製造させる現状において、何らかの原因で1台を停止させることになっても他の包装機械を停止させることなく、バルブの設置のスペースおよび液の残留といった問題点をクリアした上で、製造を続けることができる。
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