特許庁長官奨励賞
汚泥激減・脱臭型オゾン排水処理システム(特許第4195782号)
【北海道発明協会】
設樂 守良 |
株式会社ヒューエンス 代表取締役 |
井口 学 |
国立大学法人北海道大学大学院 特任教授 工学博士 |
丸山 敏彦 |
丸山技術コーディネート研究所 代表 |
本発明は、高効率攪拌に関する特許技術「旋回噴流式オゾン酸化法」の採用により、オゾン利用技術における反応効率を大幅に改善、汚泥発生量を1/10に抑制することに成功するのみならず、悪臭の問題も一挙に解決したものである。
特許技術である「旋回噴流式オゾン酸化法」による噴流の旋回現象に伴う高速攪拌等により、オゾンを微細な気泡として、効率よく効果的に汚水中へ微粒子分散させることで、オゾンと汚水との反応効率を大幅に改善し、従来法に比べ、汚泥発生量を1/10以下に激減させることに成功すると共に、大幅なCO2削減を可能とした。また、汚泥発生量の激減により、従来型の排水処理システムの課題であった、悪臭の問題も一挙に解決した。
本発明の、汚泥激減・脱臭型排水処理システムは、工場の汚泥処理コスト削減、環境衛生の改善や企業イメージアップへ貢献するとともに、従来システムと比べて、設置スペースも約2/3となり、土地の有効利用にも貢献している。
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