文部科学大臣発明奨励賞
桃加工食品および桃加工食品の製造方法(特許第4421679号)
【福島県発明協会】
大友 隆之 |
あぶくま食品株式会社 海外企画部兼商品部 主任 |
舟山 喜誉司 |
あぶくま食品株式会社 専務取締役 |
実 施 功 績 賞
鈴木 正英 |
あぶくま食品株式会社 代表取締役 |
若桃の甘露煮の製造において、短時間で中果皮の崩れを防止しつつ内果皮まで柔らかくすることができるとともに、果実全体の硬さも調整することができ、更に、外果皮を容易に剥くことができる桃加工食品の製造方法を開発した。
製造段階において10工程を経て商品ができあがり目的が達成される。具体的には冷凍工程により細胞破壊を行い、冷凍原料を加熱したアルカリ性溶液に浸漬し皮を剥き、その後包丁で柄を切り煮込み工程に入る。その後調味液を浸漬させ味付けを行い加熱殺菌工程を経て目的の商品が出来上がる。
技術的に安定した品質で供給が可能となり、製造時間の大幅な短縮を図ることができた。種まで食べられるため、おせち料理や製菓製パン材料等幅広いユーザーで使用されている。
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