日本弁理士会会長賞
ペットシートに貼って尿跡を隠す小型シート(特許第7295353号)
【香川県発明協会】
梨子木 真実 |
ユニ・チャーム株式会社 Global開発本部 PetCare商品開発統括部 Global PetCare SBU Toiletry商品開発部 |
大西 秀幸 |
ユニ・チャーム株式会社 Global開発本部 PetCare商品開発統括部 Global PetCare SBU Toiletry商品開発部 Chief Technologist |
小松原 大介 |
ユニ・チャーム株式会社 Global開発本部 PetCare商品開発統括部 Global PetCare SBU Toiletry商品開発部 Manager |
実 施 功 績 賞
高原 豪久 |
ユニ・チャーム株式会社 代表取締役 社長執行役員 |
本発明は、ペットが一度排泄した場所の尿跡を嫌い、ペット用排泄シートの外で粗相してしまう問題を解決するための部分補修用小型ペットシートである。排泄シートの汚れた箇所にだけ重ねて貼ることで、尿跡を隠し、ペットが違和感を持たずに排泄できるようにして、大きなシートを無駄なく再利用することができる。
本発明は、液透過性の表面シート、吸収体、液不透過性の裏面シートから構成されており、排泄シートの尿跡を隠蔽するために製品全体の光線透過率を60%以下に抑えていることを特徴とする。製品サイズは長さ・幅ともに30cm以下と小型で、裏面シートには接着面が設けられており、排泄シートに簡単に固定できる。
衛生的な状態を素早く再生できることでペットはシート上で排泄でき、飼い主は交換や清掃の手間が減るため、双方のストレスが低減されペットと飼い主のより良い関係構築に貢献している。また、シート全体の交換頻度が減り廃棄量が削減されることで、環境負荷の低減にも寄与している。
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