公益社団法人発明協会

安定成長期

3.5インチフロッピーディスク

参考文献等

  1. 「3.5インチ・フロッピーディスク」について、日本工業規格(JIS)は「90mmフレキシブルディスク」という用語を用い、その構造を次のように定義している。「中心部に金属ハブを取り付けたディスクをケースに封入したもので,ケース内面にライナをもち,ヘッドウインドウは,シャッターで覆われたものとする。ケースには,片面中心部にハブ操作孔を,両面にヘッドウインドウ,書込み禁止孔及び識別孔を設ける。」(JIS X6223-1987 3.)
  2. 主記憶装置(メインメモリー)記録されたデータを保存のために用いる記録装置。
  3. 経済産業省機械統計年報による。当初の3.5インチ以下のフロッピーディスクシステムは、ソニーをはじめとする日本製であった。
  4. IBM「Icon of Progress: Floppy Disk」<http://www-03.ibm.com/ibm/history/ibm100/us/en/icons/floppy/>(2017年2月11日アクセス)
  5. IBM・前掲注(4)
  6. プラットフォームとなるコンピュータやOSの購入を促し、普及させることに貢献した特定のアプリケーションソフト。
  7. ソニー:Sony History「第12章、第3話 新記録メディアへの挑戦、最初はワープロ」<http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-12.html#block4>(2016年7月5日アクセス)
  8. 山田明彦「パーソナルコンピュータ技術の系統化調査」国立科学博物館 産業技術史資料情報センター 技術の系統化調査報告書第21集(2014年)278頁 <http://sts.kahaku.go.jp/diversity/document/system/pdf/086.pdf>(2017年1月25日アクセス)
  9. 情報処理学会:コンピュータ博物館「【ソニー】SMC-70システム」<http://museum.ipsj.or.jp/computer/personal/0098.html>(2017年2月27日アクセス)
  10. HP History: Innovation Gallery「HP-150 touchscreen personal computer with HP 9121 dual drives, 1983」<http://www8.hp.com/us/en/hp-information/about-hp/history/innovation-gallery/031-product.html>(2017年2月15日アクセス ※現在リンク切れ)
  11. 山田・前掲注(8)279頁
  12. USITC(米国国際貿易委員会)「3.5" microdisks and media therefor from Japan」(1989年3月)A-3
  13. USITC・前掲注(12)
  14. 山田・前掲注(8)279頁
その他、参考文献
  • 中山正之『世界を替えた1枚のディスク 3.5インチ・フロッピーディスク開発物語』(角川学芸出版、2010年)

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