【令和6年度中部地方発明表彰】
文部科学大臣賞
氏名: | 小林 俊雄 |
会社名: | カヤバ株式会社 |
部署・役職: | ハイドロリックコンポーネンツ事業本部 技術統轄部 開発実験部 第三実験室 係長 |
発明の名称: | 流体圧シリンダ |
特許第6530800号【受賞発明の内容】 |
発明のポイントをお教えください
本発明は、シリンダチューブの薄肉化による省資源・低コスト化に関するものです。弊社の油圧シリンダはシリンダチューブとシリンダボトム(圧力容器蓋部)を溶接にて接合しており、その溶接部の耐久性が製品寿命のネックでした。本発明ではこの溶接部の軸方向応力を分散するため、シリンダボトムの溶接部付近に溝部を構成しました。それによりシリンダチューブを20%薄肉化しても同等の耐久性を得ることができ、省資源・低コスト化に寄与できました。
苦労した点はどこでしょうか
油圧シリンダは単純な構造ですが、弊社では数十年にわたり改良を続けてきました。低コスト化を図るために、加工コストをかけることなく、簡単な構造が求められました。
そのため、過去の製品を理解し、生体模倣や力の流れなど、さまざまな分野からアイデアを考案しました。その後、応力解析や要素試験を繰り返し行い、最終的に本構造を実現しました。応力解析は3000パターンほど実施し、簡単な構造でありながら機能を向上できる形状を見つけるのに苦労しました。
そのため、過去の製品を理解し、生体模倣や力の流れなど、さまざまな分野からアイデアを考案しました。その後、応力解析や要素試験を繰り返し行い、最終的に本構造を実現しました。応力解析は3000パターンほど実施し、簡単な構造でありながら機能を向上できる形状を見つけるのに苦労しました。
受賞のご感想をお願いします
この度は名誉ある文部科学大臣賞を頂きまして、誠にありがとうございます。
この賞を頂けたのは私および共同発明者の力だけではなく、製品開発に携わって頂きましたお取引先様、関係各部門の皆様のご協力があって実現できたものであり、深く御礼を申し上げます。
最後に、本受賞を励みに、今後も益々、社会に貢献できる技術開発に取り組んでいきたいと存じます。
最後に、本受賞を励みに、今後も益々、社会に貢献できる技術開発に取り組んでいきたいと存じます。
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