文部科学大臣賞
高速道路同一車線走行時の運転支援技術(特許第6614353号)
【神奈川県発明協会】
佐藤 行 |
日産自動車株式会社 電子技術・システム技術開発本部 AD/ADAS先行技術開発部 戦略企画グループ エキスパートリーダー |
小林 雅裕 |
日産自動車株式会社 電子技術・システム技術開発本部 AD/ADAS先行技術開発部 システム・要素技術開発グループ 主管 |
深田 修 |
日産自動車株式会社 電子技術・システム技術開発本部 AD/ADAS先行技術開発部 システム・要素技術開発グループ 主担 |
平 靖久 |
日産自動車株式会社 電子技術・システム技術開発本部 AD/ADAS先行技術開発部 システム・要素技術開発グループ 課長代理 |
実 施 功 績 賞
内田 誠 |
日産自動車株式会社 代表執行役社長兼最高経営責任者 |
本発明は、車両に搭載した前方カメラで検出した先行車及び区画線に基づき、車間距離を保ちながら、車線中央付近を走行するようアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をサポートする技術に関するものである。
本発明では、前方カメラで車線の区画線が検出されていた状態から、例えば先行車に近づき車線の区画線が遮られて検出できない状態になった場合、先行車に対する過去に検出された区画線の相対位置に基づいて仮想区画線を推定する。仮想区画線に基づいて、車線追従の走行制御を継続するため、先行車が一方の車線へ寄って走行している場合であっても、自車両は、車線に対する車線中央付近を維持したままで、車線追従の走行制御を継続することができる。
本特許製品の高速道路での同一車線走行時の運転支援技術によって、高速道路の渋滞走行や長時間の巡航走行時に感じていたストレスを大幅に低減でき、ドライバーが、よりロングドライブを楽しめるようになる。
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