中小企業庁長官賞
タイヤ品質評価機能付ホイール脱着ロボット(特許第6186539号)
【山口県発明協会】
吉川 日男 |
株式会社シーパーツ 取締役会長 |
田中 賢治 |
株式会社シーパーツ 開発部 |
古村 公平 |
株式会社シーパーツ 開発部 |
実 施 功 績 賞
吉川 日生 |
株式会社シーパーツ 代表取締役 |
本発明は、自動車リサイクル業界で行われる自動車構成素材を分別する業務フローのうち、タイヤからホイールを脱離し、タイヤの品質を評価する工程をロボットで自動化するための治具に関するものである。
本発明では熟練作業者の動作をロボットで再現するために治具を組み替えることなくタイヤとホイールを把持することを特徴としている。ホイールを脱離する工程でカメラやセンサーでタイヤの残り溝深さと溝内部を画像撮影することでタイヤ品質評価を5段階で客観的に評価する。
本発明により、ホイール付きタイヤの脱離・評価作業が自動化され、作業者による作業時間のばらつきが無くなるなど、作業効率が均一化した。また、今後タイヤの品質評価データが蓄積されることで、リユースタイヤの摩耗の特徴や耐用年数などのデータ分析にも活用されることが期待される。
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