中国経済産業局長賞
化学発色法による発色ステンレス鋼の製造方法(特許第6337383号)
【鳥取県発明協会】
川見 和嘉 |
株式会社アサヒメッキ 技術部 部長 |
木下 淳之 |
株式会社アサヒメッキ 代表取締役社長 |
福田 智之 |
オロル株式会社 品質管理課 次長 |
前田 圭一 |
株式会社アサヒメッキ 米子工場 製造部 工場長 |
廣瀬 伸吾 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 つくばセンター |
江塚 幸敏 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 つくばセンター |
田中 俊行 |
地方独立行政法人鳥取県産業技術センター 機械素材研究所 研究員 |
実 施 功 績 賞
石村 和彦 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 理事長 |
高橋 紀子 |
地方独立行政法人鳥取県産業技術センター 理事長 |
本発明は、発色ステンレス鋼の製造方法において、ステンレス鋼の加工時の痕により色ムラ等が発生しても、研磨処理によって色ムラを抑制することのできる技術に関するものである。
インコ発色法における色ムラが、ステンレス加工痕等により、表面の酸化皮膜が不均一となり発生していたと考えられるが、本発明では電解砥粒研磨などの処理後に発色加工することで、ステンレス鋼の酸化皮膜の均一化につながり、色ムラの抑制を実現した。
本発明による製造方法が普及することで、発色ステンレス鋼のデザイン性が向上し、付加価値が上がり、あらゆる分野のステンレス製品の使用頻度の向上が期待される。また、ステレンス鋼の耐食性も向上することから、これら加工製品のメンテナンス省力化に貢献することができる。
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