文部科学大臣賞
契約書AI解析・管理システム(特許第6290459号)
[佐賀県発明協会]
菅谷 俊二 |
株式会社オプティム 代表取締役社長 |
本発明は、契約に関する重要な情報(契約相手や契約期間、契約書の種類など)を自動的に抽出して、ユーザーに、契約に伴うリスクを明示する契約書管理システムに関するものである。
既存の契約書管理システムは、契約内容を手入力する必要があり、ユーザー自身が契約内容を理解する必要があった。さらに契約上の重要な情報に関するリスクが提示されないため、ユーザーがそれらを把握しないまま契約に至るケースもあった。
本発明は、契約書の文書解析を行って、契約に関する重要な情報をハイライト表示などでユーザーに明示する(図1)。加えて、契約相手・内容などの観点でのリスクや、それらを考慮した総合的なリスクを明示する(図2)。
本発明により、契約内容を管理システムなどに入力する手間が省け、管理工数を少なくすることができる。また、契約者は契約に伴うリスク(契約相手や契約期間、契約の種類など)を容易に把握することが可能となる。
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