日本弁理士会会長賞
高演色LED照明(特許第6128488号)
【大阪発明協会】
八木 裕司 |
パナソニック株式会社 くらし事業本部 エレクトリックワークス社 知的財産センター ライティング知財部 システム・機器知財課 主務 |
畑岡 真一郎 |
パナソニック株式会社 くらし事業本部 エレクトリックワークス社 ライティング事業部 ライフスタイルライティングBUグローバルODM・EMS推進部 器具ODM開発課 主任技師 |
向 健二 |
パナソニック株式会社 くらし事業本部 エレクトリックワークス社 ソリューション開発本部 ライティング開発センター 光イノベーション創生部 光空間制御アルゴリズム開発課 主幹技師 |
実 施 功 績 賞
足立 和泰 |
パナソニックIPマネジメント株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、LEDベース照明の演色性(照明装置が発する光で照らされた色の見え方)の技術に関するものである。演色性を高める場合に、特に重要となる人の肌の見え方向上を図ることで、優れた演色性能を持つ照明装置を実現することが可能となる。
演色性の技術において、重要となる人の肌の見え方は、赤色の見え方の良し悪しと強い相関を持つことが分かっていた。しかし、従来は赤色の見え方を表す指標が一般的に用いられているR9値のみであり、必ずしも適切ではなかった。今回、適切な演色性を実現するために、根本的な色の見え方の算出過程までさかのぼり、好ましい色度点の範囲を規定した。
本発明により、オフィスや、一般家庭、各種施設に汎用的に使用されるLEDベース照明の分野において、より好ましい人の肌の見え方を実現する照明装置を提供することが可能となった。
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