発明協会会長賞
データベース管理システム及び方法(特許第6108418号)
【発明協会(東京)】
清水 晃 |
株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット IoT・クラウドサービス事業部 ミドルウェア本部 DB部 主任技師 |
徳田 晴介 |
株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット IoT・クラウドサービス事業部 ミドルウェア本部 DB部 技師 |
吉田 美智子 |
株式会社日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 デジタルテクノロジーイノベーションセンタ データマネジメント研究部 主任研究員 |
茂木 和彦 |
株式会社日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 デジタルテクノロジーイノベーションセンタ データマネジメント研究部 主管研究員 |
藤原 真二 |
株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット IoT・クラウドサービス事業部 ミドルウェア本部 DB部 主管技師 |
河村 信男 |
株式会社日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット IoT・クラウドサービス事業部 ミドルウェア本部 システム&データアプリケーション部 主管技師 |
喜連川 優 |
国立大学法人東京大学 生産技術研究所 教授 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所 所長 |
合田 和生 |
国立大学法人東京大学 生産技術研究所 准教授 |
実 施 功 績 賞
東原 敏昭 |
株式会社日立製作所 代表執行役 執行役社長兼CEO |
五神 真 |
国立大学法人東京大学 総長 |
本発明では、データベース管理システムにおける検索処理において、検索を実行するスレッドの管理オーバヘッドを削減することにより、複数のプロセッサコアの使用を可能とする。
ビッグデータ市場が急速に拡大する中、データ量の飛躍的な増大により、データの高頻度かつ多様な分析を実現するために検索性能の大幅な向上が求められている。そのためにはデータの読出し要求毎にスレッドを生成し、プロセッサコアに割当てる方法が有効であるが、そうするとプロセッサコア数よりはるかに多くのスレッドが生成されるため、その切替時間の低減が課題となる。本発明では、1つのスレッドに1以上の読出し要求を割当てその実行を制御することによりスレッドの切替時間を低減する。
本発明により、データベース管理システムの検索処理において複数のプロセッサコアの使用を可能とし、自社従来比100倍の検索性能を実現した。
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