中小企業庁長官賞
セミセルフレジにおける精算機指定方式(特許第5783149号)
【発明協会(東京)】
齋藤 文克 |
株式会社寺岡精工 執行役員兼リテイル事業部 事業部長 |
森 邦雄 |
株式会社寺岡精工 専務取締役 |
西村 昌弘 |
株式会社寺岡精工 関西第二支店 マイスター |
成田 直文 |
株式会社寺岡精工 リテイル事業部 マイスター |
実 施 功 績 賞
山本 宏輔 |
株式会社寺岡精工 代表取締役社長 |
本発明は、登録機で買物客が購入する商品を店員が登録処理して取引データを作成し、当該取引データに基づいて買物客が自ら精算機を操作して精算処理を行う、いわゆるセミセルフレジに関するものである。
具体的には、登録機でバーコードを発行し買物客が任意の精算機で読取る従来の方式に代え、登録機の画面上に精算機を示すボタンを表示させ、当該ボタンを押すと当該ボタンに対応する精算機で買物客が精算処理を行えるように取引データを送信するようにした。さらに、送信した(=使用中の)精算機のボタンと、そうではない(=空き状態・待機中の)精算機のボタンとが区別可能なように、異なる態様で表示されるようにした。
本発明により、店員はどの精算機が空いているか使用中かを容易に把握でき、また買物客は精算処理だけを行えばよくなった。結果、精算効率が著しく向上したセミセルフレジは急速に普及が進み、新しい買物のスタイルとして定着した。
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