中国経済産業局長賞
クラウド型リアルタイム表示(特許第6527660号)
【島根県発明協会】
小松 昭夫 |
小松電機産業株式会社 代表取締役 |
稲若 和昭 |
小松電機産業株式会社 設計技術部 |
引野 幹夫 |
元 小松電機産業株式会社 環境事業部 |
廣江 深 |
小松電機産業株式会社 情報システム部 |
松本 康隆 |
小松電機産業株式会社 営業部 営業技術 |
本発明はスマホやパソコン、タブレット端末などの情報端末によって、インターネットからサーバー側センタ施設を経由して水処理等の現場施設の計測データを取得し、その結果をクラウド型でリアルタイム表示する情報監視システムに関するものである。
本発明は現場施設の計測装置と、センタ施設に設置されて情報端末と通信可能な受信/送信プロセスを備える。計測装置は計測データを所定間隔毎に受信プロセスに送信し、情報端末がセンタ施設を経由して、現場施設の計測データを取得する。その際、一つの現場施設(計測装置)に対して、多数の情報端末が計測データの取得を希望しても、並列性、耐障害性に優れた開発言語を採用することにより、計測装置の負荷の増大を防ぎ、ラグが生じずリアルタイム表示を可能としたことを特徴とする。
本発明により従来なかった新たなマーケットを創造して「水の広域総合管理システム」をパイオニアとして確立することができ、システムの利用幅が広がり普及が後押しされた。2020年2月時点で、全国470自治体、13,000施設に導入される基礎となり、全国自治体の担当者より遠隔にいても「見える化」で正確に監視ができると信頼厚く好評を博するとともに、水管理の社会的ニーズに大きく貢献している。
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