中小企業庁長官賞
ヒノキチオール・脂肪酸亜鉛複合錯体(特許第4423350号)
[青森県発明協会]
北山 友佳子 |
元 ヒバ開発株式会社 |
金澤 稔博 |
元 ヒバ開発株式会社 |
岡部 敏弘 |
芝浦工業大学大学院 連携大学院 客員教授 |
森田 泰弘 |
有限会社キセイテック 技術部 部長 |
福井 徹 |
元 一般財団法人東京保健会病体生理研究所 研究室長 |
実 施 功 績 賞
大見 義紀 |
ヒバ開発株式会社 代表取締役社長 |
成田 勝治 |
地方独立行政法人青森県産業技術センター 理事長 |
本発明は耐光性を付与した抗菌性を有するヒノキチオールと脂肪酸亜鉛との複合錯体、特にヒノキチオール・ステアリン酸亜鉛複合錯体及びその製造方法に関するものである。
従来のヒノキチオール亜鉛錯体は、ヒノキチオールと塩化亜鉛の複合錯体であり、塩素を有することから皮膚への影響が懸念されるため、より安全でかつ、抗菌性、光安定性、熱安定性を維持した複合物質の製造方法について、種々検討した結果、ヒノキチオールと脂肪酸亜鉛との複合錯体は上記の要件を具備することを見いだし、本発明を完成したもので、本発明の目的は抗菌性を維持しながら、皮膚に安全で、光安定性や持続性を向上したヒノキチオールと脂肪酸亜鉛との複合錯体及びその製造方法を提供することである。
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