中小企業庁長官賞
超薄肉コンクリート板(特許第5768197号)
[沖縄県発明協会]
阿波根 昌樹 |
株式会社HPC沖縄 代表取締役 |
飯田 憲 |
明電ケミカル株式会社 常務取締役 |
西薗 博美 |
有限会社西薗博美構造設計事務所 代表取締役 |
美濃 祐央 |
一級建築士事務所 mino archi−lab 代表者 |
細矢 仁 |
一級建築士事務所 細矢仁建築設計事務所 代表者 |
標 信男 |
有限会社ゴールデンクロスコーポレーション 代表取締役 |
有賀 俊二 |
龍コンサルタント事務所 代表者 |
本発明は、薄いコンクリートの表面・形状、あるいは、開口等の切り欠き部においても強度及び靭性を高めることができ、自由度の高いデザインが可能となるフレキシブルな超薄肉コンクリート板である。
一般的にコンクリートは、重量物である。デザイン性のある繊細な形状の薄いコンクリートを実現するには、十分な強度、及びひび割れ等の様々な問題を解決する必要がある。
本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、膨張材によるケミカルストレスと連続繊維補強線材によるメカニカルストレスを併用した相乗効果によって解決し、コンクリートの常識を覆す薄肉化と強度、及び金属のような驚異的な靭性を実現するものである。
本発明によって、コンクリートの常識を覆す建築デザインが実現し、街を彩るコンクリートの表現方法や更に広い分野での可能性が国内だけでなく海外からも注目されている。
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