近畿経済産業局長賞
狭額縁タッチセンサ(特許第4601710号)
【京都発明協会】
坂田 喜博 |
NISSHA株式会社 技術開発室 製品開発二部 マネージャー |
橋本 孝夫 |
NISSHA株式会社 技術開発室長 最高技術責任者(CTO) |
甲斐 義宏 |
NISSHA株式会社 技術開発室 製品開発二部 マネージャー |
実 施 功 績 賞
鈴木 順也 |
NISSHA株式会社 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 |
本発明は、静電容量タッチセンサに関する発明である。特に、狭額縁かつ厚みの小さいタッチセンサを実現することが目的である。
遮光性導電膜を用いたフォトリソグラフィー法により、電極を形成することが特徴である。遮光性導電膜を基板の両面に形成することで、両面同時に露光しても他方の面には光が透過しないため、基板の両面に異なる電極パターンを同時に形成できる方法を発明した。
従来工法の二枚の電極基板を張り合わせる工程を省力し、一枚の基板の両面にX方向検出用電極とY方向検出用電極を精度よく形成できることから、従来と比較して狭額縁であり、厚みの小さいタッチセンサを実現した。
本発明により、狭額縁かつ厚みの小さいタッチセンサを製造できるため、適用用途が大幅に拡大し、海外からも大きく注目され、国内外において幅広い製品に採用された。
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