発明協会会長賞

製袋包装機および製袋包装システム（特許第6239957号）

【京都発明協会】

橋本　哲	株式会社イシダ　第一開発部　包装開発一課　係長
市川　誠	株式会社イシダ　第一開発部　包装開発一課　課長
安田　隆広	株式会社イシダ　第一開発部　包装開発二課　係長
小池　伸治	株式会社イシダ　第一開発部　包装開発二課　係長

実施功績賞

石田　隆英

株式会社イシダ　代表取締役社長

　本発明は、円筒形状に形成した袋に商品を充填して密封する製袋包装機において、袋の上端を幅方向に横シールする動作開始前に、袋内の気体量を調整する気体抜き部材の制御方法に関するものである。
　具体的には、本発明の製袋包装機では、横シールする部材の下方に、円筒形状に形成した袋内の気体量を調整する気体抜き部材が設けられている。この気体抜き部材は、横シール動作の開始前に袋を外部から押しながら、袋内の気体を外部に押し出す方向に移動する。その際、製袋包装機は、気体抜き部材が袋を押しながら移動する時間を調整し、袋内の気体量が略一定となるように制御する。
　製袋包装機で生産された袋は、その後の工程で、一定数がダンボール箱に箱詰めされる。本発明により袋の厚みを最適に調整できるため、箱詰め工程において、袋内の気体量が過剰な場合に発生する袋の破袋等の不具合を回避できる。

発明協会会長賞

製袋包装機および製袋包装システム（特許第6239957号）

【京都発明協会】

実 施 功 績 賞

実施功績賞