関東経済産業局長賞

トルク可変式回転制動装置（特許第6218420号）

【発明協会（東京）】

高橋　大輔

株式会社ＴＯＫ　ＭＤｚ事業部
テクニカルサポートグループ　マネージャー

実施功績賞

吉川　桂介

株式会社ＴＯＫ　代表取締役社長

　本発明は、動作ストロークが長くても制動力を発揮し、動作音を低減すると共に、動作時の制動力を可変することができる制動装置である。この制動装置を商品に組み込むことで、上質で静粛な動作を実現することが可能となる。
　オイルを充填したシリンダー内部に、シャフト、ピストン、リード弁を配置し、キャップでシャフトを軸支すると共にシリンダーと締結・密封した回転制動装置であって、内部はピストンで二つの流体室に仕切り、ピストンに設けたオイル通路で二つの流体室を連通し、リード弁の開閉でオイルの流れをコントロールする。これにより、一方の回転では制動力を発揮し、他方の回転では軽い力で動作させることができるようになった。
　動作音が静かなため、静粛で心地よい生活環境を提供することができた。また、様々なパターンの制動力を設定することも可能であることから、多様な要求にも対応することができる。

関東経済産業局長賞

トルク可変式回転制動装置（特許第6218420号）

【発明協会（東京）】

実 施 功 績 賞

実施功績賞