北海道発明協会会長賞
トラクタ用葉分け(特許第5274418号)
【北海道発明協会】
永井 求 |
元 株式会社キュウホー 会長 |
本発明は、農作物自体を傷つけずに効率的な防除作業を可能にするデバイダを提供することを目的とするものである。
豆類、玉ねぎ、じゃがいも、ビート等の農作物の生育過程において、病虫害を防止すべく防除作業が行われる。このような防除作業においては、葉や根が繁茂し絡みついているため、葉や根を掻き分けて作業を行う必要がある。しかしながら、従来、防除作業における葉や根の掻き分けは、機械や手作業に依存しているため、掻き分け時にトラクタのフロントタイヤで作物を踏み付けて農作物自体を傷つけたり、時間がかかったりする等、作業効率が悪いという弊害があった。
トラクタのフロント部に本発明品を装着することで、作物を傷める率を軽減することができるようになった。
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