日本弁理士会会長賞
寄生虫に強いサケを育てるハーブ添加飼料(特許第6351016号)
【北海道発明協会】
水野 伸也 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 水産研究本部 さけます・ 内水面水産試験場 内水面資源部 魚病防疫グループ 研究主幹 |
宮本 真人 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 水産研究本部 さけます・ 内水面水産試験場 内水面資源部 魚病防疫グループ 主任主査 |
畑山 誠 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 水産研究本部 さけます・ 内内水面水産試験場 さけます資源部 さけます管理グループ 研究主幹 |
小出 展久 |
元 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 水産研究本部 さけます・内水面水産試験場 内水面資源部 内水面資源部長 |
浦和 茂彦 |
国立研究開発法人水産研究・教育機構 北海道区水産研究所 さけます資源研究部 研究員 |
多田 昭一 |
長岡実業株式会社 技術部 課長 兼 営業開発部 課長 |
実 施 功 績 賞
田中 義克 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 理事長 |
長岡 良輔 |
長岡実業株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、ハーブ添加飼料を給餌することにより、寄生虫に強いサケ稚魚を飼育し、稚魚の生残率を向上させるものである。
サケの孵化放流事業では、飼育中のサケ稚魚に、寄生虫病の一種である原虫病が発症し、甚大な死亡被害を及ぼす。発症後の対策として、稚魚に水浴処理が行われてきたが、作業の際に過大な労力を要することが課題だった。発明者らは、飼料への最適なハーブ添加方法を発明し、本発明を製品化した。
発明技術を用いて50日間の稚魚飼育試験を行ったところ、原虫病の発症による稚魚の死亡を抑制することに成功し、課題となっていた水浴作業の負担軽減に寄与した。
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