旭川市長賞
新型連続式自動皮むき装置(特許第5995391号)
【北海道発明協会】
佐々木 雄大 |
株式会社エフ・イー 常務取締役 |
本発明は、主にジャガイモ(馬鈴薯)、ヤマノイモ、里芋、サツマイモや人参等、各種根菜類の皮を自動的にむくことに好適な皮むき装置である。
本発明は、皮むき用の穿孔刃を有する円柱形ドラムと、穿孔刃を有する多角形ドラムを備え、これらの円柱形ドラムならびに多角形ドラムを平行、且つ間隔を隔てて配置し、円柱形ドラム及び多角形ドラム間に形成される空間を、根菜類などの皮むき作業を行う加工経路とし、同時に螺旋状の送り羽根を有する送りスクリュウを加工経路に沿って設けた。この送りスクリュウを回転させることによって、被加工物を加工経路上に沿って搬送し、搬送中に円柱形ドラム及び多角形ドラムの穿孔刃によって、被加工物の表面の皮むき作業を行うように構成されている。
本発明の実施効果としては、Sサイズ以下の小径のジャガイモや、人参などの規格外根菜類の有効利用が可能になった他、大量の根菜類の皮むき作業を連続的に行う事が可能となり、大規模な惣菜工場でのコスト低減、加工効率向上に寄与している。
Copyright©1996- Japan Institute of Invention and Innovation All rights reserved