発明協会会長賞
蒸気殺菌モードを有する食品冷却機(特許第5370859号)
【愛媛県発明協会】
牟田 淳一 |
三浦工業株式会社 食機東日本営業部 食機東京営業1課 主任 |
堀川 伸二 |
三浦工業株式会社 食機技術部 食機設計2課 課長 |
石田 脩平 |
三浦工業株式会社 食機技術部 食機特需設計課 エンジニア |
実 施 功 績 賞
宮内 大介 |
三浦工業株式会社 代表取締役 社長執行役員 CEO |
本発明は、食品冷却機において、処理槽内や排気路内を減圧して空気を排除した後、内部へ蒸気を供給して、処理槽内や排気路内を蒸気により加熱殺菌する機能(蒸気殺菌モード)を備えたものである。
本発明は、運転終了後に、付属の真空ポンプを作動させて処理槽内を減圧した後、弁(逆止弁)より上流側の排気路から処理槽内へ蒸気を供給して、大気圧を超えない範囲で処理槽内を復圧し、処理槽内を設定温度(または設定圧力)以上で設定時間以上(たとえば80℃,5分)保持する構成となっている。この構成により、処理槽内と処理槽から弁までの排気路において、蒸気による加熱殺菌を図るようにしている。
本発明を蒸気殺菌モードとして搭載することにより、運転終了後に、処理槽内や排気路内を蒸気によってすみずみまで加熱殺菌することができ、内部の菌繁殖を確実に防止して、非常に衛生的な装置とすることができる。
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