発明協会会長賞

前屈作業アシストスーツ（特許第5887671号）

【北海道発明協会】

前田　大輔	地方独立行政法人北海道立総合研究機構産業技術研究本部　工業試験場　製品技術部デザイン・人間情報グループ　研究主任
吉成　哲	地方独立行政法人北海道立総合研究機構産業技術研究本部　工業試験場　製品技術部デザイン・人間情報グループ　研究主幹
中島　康博	地方独立行政法人北海道立総合研究機構産業技術研究本部　工業試験場　製品技術部デザイン・人間情報グループ　主査
桑野　晃希	地方独立行政法人北海道立総合研究機構産業技術研究本部　工業試験場　製品技術部デザイン・人間情報グループ　研究主査

実施功績賞

丹保　憲仁

地方独立行政法人北海道立総合研究機構　理事長

　本発明は、動きやすさに配慮しつつ、前屈姿勢における腰の負担を軽減することを目的とした前屈作業アシストスーツである。
　身体の背面に配置された弾性材が前屈姿勢においてたわむことで、上半身を持ち上げる方向に復元力が発生し、腰の負担を軽減する。また、弾性材の上部が身体に対してスライドできるように構成されており、前屈動作をスムーズに行うことが出来る。さらに、体幹部への装着方法として、コルセットの様なベルトは前屈時に腹部を圧迫するため、体側部にベルトを配置することで前屈時も拘束感が生じない構成とした。
　北海道漁業協同組合連合会において商品化され、漁業用としてコンブ干し作業者を中心に販売、好評を得ているほか、農業や除雪等、前屈姿勢で行われる様々な作業で効果が期待できる｡

発明協会会長賞

前屈作業アシストスーツ（特許第5887671号）

【北海道発明協会】

実 施 功 績 賞

実施功績賞