発明協会会長賞
ローヤルゼリー高含有カプセルの製造方法(特許第4529047号)
【鳥取県発明協会】
浜田 勝則 |
八幡物産株式会社 品質管理部 商品開発課 課長 |
実 施 功 績 賞
八幡 清志 |
八幡物産株式会社 代表取締役 |
本発明は、一粒あたりのソフトカプセルの大きさを変えず、より多くのローヤルゼリーを含有した商品とするため、配合する賦形剤(乳化剤)を変更し、ローヤルゼリーの含有量を増量するための技術である。
八幡物産が扱っているローヤルゼリー商品のソフトカプセルは、サプリメント形状の一つで、油のみ、あるいは油と粉を混ぜた懸濁物をゼラチンの皮膜で囲ったものであり、この懸濁物の粉の含有比率を高めながら、ソフトカプセルの機械で製造できる粘度の懸濁物を製造するため、配合する賦形剤(乳化剤)に卵黄レシチンを使うことにより、内容量全体に対する粉含有比率を従来の4割から最大6割まで引き上げ、かつソフトカプセルの機械で製造可能な粘度の懸濁物を製造することに成功した。
これにより、ソフトカプセル一粒あたりの粉含有率が飛躍的に高まり、ローヤルゼリーのような粉の機能性成分を、従来のソフトカプセルより多く含有する商品を開発できる様になった。
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