近畿経済産業局長賞
全自動型タイヤ着脱装置(特許第5478396号)
【福井県発明協会】
三村 義雄 |
小野谷機工株式会社 社主 |
実 施 功 績 賞
三村 健二 |
小野谷機工株式会社 代表取締役 |
本発明は、タイヤチェンジャーと称されるタイヤ着脱装置において、一般的には手動型タイヤ着脱装置が用いられてきたが、人的要素の軽減・安全作業および作業者の軽労化の為にも全自動型のタイヤ着脱装置がユーザーより多大に切望され開発に至ったものである。
全自動型タイヤ着脱装置の開発の上でタイヤとホイールの装着及び離脱を行う一連の自動動作中に、作業対象のタイヤの直径サイズを機械的に検知・測長させる為の装置が必要不可欠で、全自動型タイヤ着脱装置一体としてそれらを行う事が大きな課題であった。本開発にて自動作業を行う対象のタイヤを起立させた状態で全自動タイヤ着脱装置に搬入が行え、正確に全自動運転を行う為の作業基点となる回動中心まで移動させ位置決めする事ができ、搬入位置から保持位置、即ちタイヤをホイールから離脱、又はタイヤをホイールに装着する事ができる回動位置に位置決めする事ができる。
本発明からなる全自動タイヤ着脱装置にて、タイヤ着脱作業での人為的要素のミスからなる作業中のタイヤおよびホイールの損傷の抑止や作業者の安全および軽労化が大幅に確保され、精神的にも大きな安心感をもたらし、作業性の向上にも貢献している。
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