発明協会会長奨励賞
充放電制御回路(特許第5032378号)
【千葉県発明協会】
桜井 敦司 |
セイコーインスツル株式会社 半導体マーケティング部 |
佐野 和亮 |
セイコーインスツル株式会社 半導体設計一部 課長 |
実 施 功 績 賞
村上 斉 |
セイコーインスツル株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、携帯型電子機器等に使用される、バッテリの充放電を制御する充放電制御回路及びバッテリ装置である。
本発明では寄生素子を利用して、比較回路を用いない充電器逆接続検出回路とすることにより、充電器逆接続検出回路の回路規模を小さくし、充放電制御回路及びバッテリ装置の製造コストを低く抑えられている。また、比較回路等が用いられないので、寄生ダイオード及び寄生バイポーラトランジスタが動作することにより、比較回路等が誤動作するということは無くなり、充電器逆接続検出回路の信頼性が高くなっている。
バッテリを充放電するにあたり、バッテリの逆接続、過充電、過放電等によるバッテリの過熱、損傷、若しくはそれによる火災を防ぎ、あるいはバッテリの短寿命化を防ぐ充放電制御回路であって、従来の回路を小型化し、かつ消費電流が抑えられている。
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