発明協会会長奨励賞
モータ制御装置(特許第4936022号)
【福岡県発明協会】
永友 茂勝 |
株式会社安川電機 インバータ事業部 インバータ技術部 開発課 課長補佐 |
貫 剛司 |
株式会社安川電機 技術開発本部 開発研究所 エネルギー変換技術グループ 技術担当係長 |
実 施 功 績 賞
津田 純嗣 |
株式会社安川電機 代表取締役会長兼社長 |
本発明は、主に高圧電源で動作するインバータ装置やサーボアンプ等のモータ制御装置に関するものであり、特にモータ制御装置の放熱効果を上げるためのヒートシンクに関するものである。
従来パワー半導体モジュールの熱を放熱させため、ある一定の放熱面積を持つヒートシンクを採用する必要があった。しかしながら、従来のヒートシンクの構造は、隅々まで有効に使用することができなかった。本発明は、ファン搭載部が形成された風下側にベルマウスとベルマウスに向かうなだらかな円弧でガイドを構成することにより、空気の流れを良くし、ヒートシンクを有効に使用し、モータ制御装置の放熱効果を上げることができる構造を提供するものである。
モータ制御装置の放熱効果を上げることにより、装置の小型化が容易にできるとともに、部品費を削減し、コストダウンすることができるモータ制御装置を製造、提供する分野に利用することができる。
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