北海道知事賞
町内会等で使用するごみ収納具(特許第5234380号)
【北海道発明協会】
三好 良玄 |
有限会社北野仮設 技術顧問 |
本発明は、町内会ごとに定められたごみ集積所において、風やカラス等によるごみの飛散を防止するために使用するごみ収納具で、ごみ収納時の使い易さ、経済性、ごみ回収後の景観と安全性に重点を置き発明されたごみステーションである。
発明の内容
@ネット収納ボックスは円形状の筒を中央で仕切り、上部はネット収納ボックス、下部は旗立石据付場所とし、蓋は中央に穴を明け看板から紐で吊り下げて取り付けた。
Aサークルネットはネット収納ボックスの両側にワイヤーで接続し、左右自在に巻き取れるようにした。また、サークルネットの上下端部を帯状にし、自立棒を垂直に取り付けた。
Bコンクリート製の旗立石を基軸に看板の付いたポールを差込み、これにサークルネットとネット収納ボックスを通して一体にした。
発明の実施効果
@サークルネットの引き出し、巻き取りが簡単で、自立性が良くなった。
A蓋により、ネットが汚れにくく、雨や雪で凍り付くことが少なくなった。
B軽量で据付面積が小さく、また、電柱等に取り付ける必要がないので景観が良くなった。
C降雪時にはサークルネットを持ち上げて対応できるので、雪に埋まることが少なくなった。
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