文部科学大臣発明奨励賞
作業支援システム(特許第5060924号)
【三重県発明協会】
楠本 清正 |
本田技研工業株式会社 鈴鹿製作所 鈴鹿企画推進室 生産管理ブロック 主任 |
有藤 学 |
本田技研工業株式会社 鈴鹿製作所 組立工場 完成車組立1モジュール 技術主任 |
丸市 孝之 |
本田技研工業株式会社 鈴鹿製作所 鈴鹿企画推進室 完成車技術ブロック 技術主任 |
田中 誠二 |
本田技研工業株式会社 鈴鹿製作所 鈴鹿企画推進室 完成車技術ブロック 技術主任 |
今来 篤史 |
本田技研工業株式会社 システムサービス部 鈴鹿ITサービスブロック チーフ |
実 施 功 績 賞
伊東 孝紳 |
本田技研工業株式会社 代表取締役社長執行役員 |
本発明は、生産ラインの各工程において部品の仕様変更のタイミングを前もって強調表示することにより、作業者の思考工数を軽減することが出来る作業支援システムに関するものである。
従来、生産ラインの各工程では流動する機種・仕様に基づき組付仕様書・看板を工程者が確認して、適用部品を組付けており、機種・仕様の変化毎に確認作業が発生し、工程者への負担となっていた。本発明は生産ラインの各工程へ設置されたモニターに表示される生産順位、機種等の生産情報に、現在流動中の部品仕様情報を強調表示すると共に後続する部品情報を表示し、更に後続の部品仕様が変化する場合、該当部品の情報を強調表示することで、作業者の思考工数を軽減させ組付け作業に専念できる支援システムである。
部品情報の先行表示及び強調表示により先行して部品情報を認識することが可能になり、部品変更に注意・確認する思考工数を省略でき、また、部品の詳細をメッセージで表示するため、間違え易い作業内容でも確実に作業を遂行できる支援システムである。
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