日本弁理士会会長奨励賞

デジタルキーボックス（特許第5274197号）

【岐阜県発明協会】

梅村　正美

東海理研株式会社　開発設計部　部長

実施功績賞

佐藤　明広

東海理研株式会社　代表取締役社長

本発明は、キーボックスに収納されたＩＣタグを備えたデジタルキーを利用する際に、使用者の識別情報を書き込み、そのキーを使って保管庫を解錠することで、１つの鍵で複数の保管庫を利用することができるものである。
使用者がデジタルキーボックス【図１】でカード認証等によって個人認証を行うと、ＩＣタグを備えたデジタルキー【図２】に使用者の識別情報、または使用者の使用可能な扉情報を書き込み、ロックを解錠して持ち出し可能になる。使用者は情報が書き込まれたデジタルキーを使って、使用権限のあるすべての保管庫を解錠することができる。これにより、１つのデジタルキーが、使用時には使用者各々の解錠権限を持った鍵になるものである。
使用者は１つの鍵で複数の保管庫を利用することができ、デジタルキーは同時に利用する人数分の本数を管理すればよい。ゆえに、コンパクトなキーボックスで効率的な鍵管理を行うことができる。

【図１】

日本弁理士会会長奨励賞

デジタルキーボックス（特許第5274197号）

【岐阜県発明協会】

実 施 功 績 賞

実施功績賞